寂光山 龍口寺様 紹介

 創建は延元年(1336~1340)。ご本尊は大曼荼羅。日蓮聖人(1222~1282)の弟子である日法上人が日蓮聖人像を安置したのが始まりとするなどの諸説があります。
 日蓮聖人の四大法難(松葉谷・伊豆・小松原・龍ノ口)の中でも屈指の霊跡とされる龍口寺は、篤信者であった島村采女が慶長6年(1601)に土地を寄進され、諸堂・境内地が整い、現在まで連綿と法灯を継承しています。
 現在も日蓮が入られていた土牢(御霊窟)が残っているほか、境内には神奈川建築物百選に選定されている五重塔もあります。また、2021年(令和3年)10月1日に、大本堂・山門・五重塔が藤沢市指定重要文化財(建造物)に指定されております。

龍口寺様の詳しい御縁起はパンフレットをご覧ください。

*”超江ノ島コスプレ祭 with 龍口寺”に関するお問い合わせを龍光寺様になさるのは、絶対におやめください。

龍口寺SIDE・撮影スポット

渡り廊下の下をくぐることで、大本堂と五重塔を繋ぐ階段へと行くことができます。

大本堂外廊下

大本堂の外には、広く取られた非常に美しい外廊下が張り巡らされております。長い年月が作り出した、建具や柱、そして屋根裏の木材の美しさもぜひお楽しみください。

大書院

欅造り瓦葺。昭和初年、信州松代で蚕糸業で財をなした窪田家が造った蚕糸御殿で、昭和10年にこちらに移築されました。全体の美しさと両側面大廊下の12間一本通しの杉柱は一見の価値ありがあります。

和室

建築された当時(百年以上前)の規格の姿を残すため、鴨居が低く、背の高い方でしたら頭をぶつけてしまうかもしれません。古い時代の和室での撮影をお楽しみいただけます。

洋室

畳、襖、シャンデリア、見事な装飾が施された生地を使ったテーブルと椅子が絶妙に調和している、和洋折衷の洋室です。

二階大広間

本来は檀家様であっても滅多に入れない大広間ですが、こちらも龍口寺様のお計らいで撮影のご許可を頂いております。
中央にございます高座はご住職様をはじめ、僧侶の皆様のみが座ることを許されたものでございますため、こちらに座ることだけはご遠慮ください。

廊下と階段

廊下と階段も長い年月により実に見事な風格を醸し出しています。

五重塔

明治43年(1910)竣工。欅造り銅板葺。神奈川県唯一の本式木造五重塔で、大本堂とともに「神奈川建築物百選」に選定されております。堂々とした美しいたたずまいは圧巻の一言です。

仏舎利塔

インド政府協力の元、昭和45年(1970)竣工。内部に釈尊(ブッダ)の御真骨を安置しております。ここからの眺望も大変素晴らしいです。

鐘楼堂

こちらの鐘は自由に突いて頂くことができます。
早く連打する、リズミカルに打つなどはおやめください。

御霊窟

ごれいくつ – 土牢で、 聖人の銅像が安置されています

妙見堂

亨保5年 (1720) 竣工。 欅造り銅板葺。 龍口法難光の松の材木で造られた妙見大菩薩の尊像を奉安しております。

経八稲荷堂

龍口寺の大檀越島村家に安置されていた地元の八体の守護神の一つで、経六は龍口明神社様に安置されております。

七面堂

江戸時代初期に身延七面山の七面大明神を勧請しました。

山門

元治元年(1864)竣工。欅造り銅板葺。大阪雲雷寺の発願で豪商鹿島屋某が寄進。正面に「龍口寺」、裏面に「寂光山」の扁額が掛かり、門を飾る細密な八枚の彫刻には中国の様々な故事が彫られています。

仁王門

昭和48年(1973)竣工。鉄筋コンクリート造り瓦葺。仁王尊像は彫刻家村岡久作氏の作です。

渡り廊下

大本堂と大書院を繋ぐこちらの渡り廊下は比較的新しいものではございますが、窓に時代を感じさせる歪のある板ガラスがはめ込まれておりますため、古い建物や学校などの演出にもとても合います。

山道

大本堂、五重塔、七面堂、仏舎利塔、経八稲荷堂を繋ぐ森に囲まれた山道も撮影にご利用いただけますが、危険なため、山道を外れて山に入られることは絶対にお止めください。

境内全体

撮影スポットだけではなく、境内全体で撮影をお楽しみいただけます。

Gallery

龍口寺SIDE・注意事項

※龍口寺様の皆様からご意見とアドバイスを頂き
主催者で策定したルールになります。

※露出度が高い衣装をご検討されている方はチケットのご購入前に必ず
公式twitterに衣装の「画像」をお送り下さい。
送って頂いていない場合、当日ご参加をお断りする場合があります。
気持ちよくご参加頂く為にもご協力を宜しくお願い致します。

仏閣である龍口寺様は宗教施設であると同時に聖域であり、また文化財などの宝物が屋内外を問わずに数多くあります。仏教への宗教的敬意とこれらの龍口寺様所有の施設や宝物を守るために、龍光寺SIDEでは一般的なコスプレイベントよりも若干厳しいルールを設けさせて頂いております。ご理解の程、何卒お願い申し上げます。

更衣室に関しまして

女性男性共に1階となります。

・更衣室内でのスマートフォンの使用や人に向ける行為はトラブル防止のために禁止致します。
※撮影している方がいた場合はデータをスタッフが拝見させて頂いた上で消去をお願いすることもあります。

・スプレー類は周りに迷惑で無ければ可能です。

・着替えが終りましたら速やかに退室をお願いします。

・終了の時間は厳守でお願い致します。

衣装に関しまして

・スカート丈が膝よりも短い場合等はスパッツなどのインナーを着用して下さい。女性スタッフにより更衣室にて確認させて頂くことがございます。

・過度に露出度の高い衣装は禁止致します(ご不安な方は事前に運営まで、twitterのDMにて気軽にお尋ねください)。

・男性の女装は構いません(あきらかなトラブルが起きた場合ご退場頂く可能性がございます)。

・武器・小物類の使用は可能です(ただし、長物は最長150cmまでとなります)。

・血糊などの液体の使用は一切禁止です。

履物に関しまして

屋内
・土足厳禁となります。素足、靴下、足袋等でお願い致します。

屋外
・ハイヒールやピンヒールなどの細く、傷をつけやすい靴は厳禁となります。それ以外は特に制約はございません。

移動に関しまして

・会場設備、床、天井、壁などの周囲にぶつからないように気をつけて移動をお願いします。

・上記の通り150cmまでの長物をお持ちになって構いませんが、槍、刀、傘などを持って移動する際には不注意でぶつけてしまうリスクを避けるために、横にせず、必ず縦にしてお持ちください。

・大本堂はいささか低めの天蓋がございます。こちらでは縦にして持つと同時に、長物の上の部分をぶつけないよう最大限ご注意ください。

・刀の鞘をぶつけてしまうリスクを避けるため、刀を腰に差しての移動はできません。無論撮影中は腰に差して頂いて大丈夫です。

撮影に関しまして(コスプレイヤー様向け)

殺生を連想させるような構図はお控えください。

・切っ先を相手に向ける

・つばぜり合い

・相手に向けて刀を振りかぶる

までは構いませんが、

・刃が相手の体や首などに当たっている

・手で首を絞める

等の直接的な構図は禁止です。

・全力での疾走またはスタッフが危険と判断する速度で会場内や施設内を走ることは禁止致します。
*演出のために走ること自体を禁止するものではありません。ただし走られる場合は周囲の状況をよく確認し、万が一事故・怪我を起こされた場合自己責任でお願い致します。

撮影に関しまして(カメラマン様向け)

・床材(木材・畳)を守るため、また外の土などの汚れを屋内に持ち込まないために、カメラやフラッシュなどの三脚を屋内に持ち込む際は脚カバーの装着をお願い致します。100円ショップなどで販売しております脚カバーで構いませんし、各脚先端を厚手の布で覆って輪ゴムで止めたものでも構いません。ご協力をお願い致します。また屋外では必ず外すよう、併せてお願い致します。

・カメラやフラッシュなどの三脚は丁寧に置き、位置調整の際でも絶対に引きずらないでください。

・必ず被写体の方の許可をとってください。無断撮影はトラブルの原因となります

下記トラブルについての当イベントの対応方針

・参加者同士による一方的な声かけ行為や暴言、付きまとい行為はまずスタッフ、または公式TwitterのDMにてご相談ください。継続的または悪質な場合は即退場、及び今後関連イベントも全て出入り禁止とします。対象者への返金は致しません。

・意図的に支払いや受付をしない行為、カメラマンパスの偽造の発覚、公式カメラマンを装う行為(怪しい場合公式TwitterのDMにてご確認下さい)。 これらの行為は即退場・関連イベントの出入り禁止及び警察に通報致します。

上記をお守り頂き皆様が気持ちよく1日を過ごせるようご協力の程お願い致します。

その他

・ご飲食は龍口会館にてお願い致します。

・一般の参拝客様もいらっしゃいます。常に参拝客様優先、カメラを向けない、距離によってはご挨拶をお願い致します。

・仏像や灯篭や建物の壁などに三脚や荷物などを立てかけないで下さい。